大発見-赤いクワガタ?2010年07月07日 16時07分19秒

大発見-赤いクワガタ?

今朝の朝日新聞に「赤いクワガタ」発見の記事がのっていました。 小学生3人が宝塚市内で絶滅危惧種「ヒラズゲンセイ」を見つけたとのことです。記事をよく読むと、小学生の一人の名前に聞き覚えがありました。5年前に当社よりカナダに語学留学した女子大生の弟であることを思い出しました。早速彼女にメールで知らせたところ、すぐに電話がかかってきました。弟がそんな大発見をしたことは知らなかったようで、すぐに記事を送ってあげることになりました。電話があったとき、さらに驚いたことに、彼女はカナダから帰国してから航空会社に勤務していましたが、3年間の国内線の勤務から、国際線に配属になり、これから世界中を飛び回るようです。彼女は、大学3回生の時に語学留学したあと、4回生の時にカナダでインターンシップも経験しました。私が懇意にする語学学校のオーナーに交渉して3ヶ月間、スチューデントカウンセラーを体験しました。その間、私が日本から送った大学生のグループのお世話や、バレエのサマースクールに参加した中高生のお世話もしていただきました。 就職活動の際は、面接時にこのような体験を話したようです。そして医薬、金融、航空などの分野の企業に内定したそうです。 不況のせいで、以前より勤務フライトが減っていたとのことですが、これからは国際線で海外を飛び回ることになるそうです。

http://www.admission.co.jp/gogaku.html

インターンシップ2009年11月23日 01時13分32秒

留学業界の仕事をしていると、海外でインターンシップ体験を希望される方からの問い合わせがあります。 「どのようなインターンシップを希望していますか」、と尋ねると、「海外で英語を使って仕事をしたい」という答えが。そこで、「どんな職種を希望していますか」「これまでどんな仕事を経験したことがありますか」と尋ねると、答えはどちらも「No」。残念ですが当社では適切なインターンシップは紹介できません、と断ります。しかし、中には自分では把握していなくても立派な職業体験をもっている方もおられます。また、ご本人のこれまでの経験に基づき、インターンシップを紹介することもあります。 教師を希望する大学生には海外の高校を紹介し、そこで日本語教師のインターンシップを体験してもらったことがあります。日本でテニスコーチをしていた方に、オーストラリアのテニススクールでテニスコーチを体験してもらったり。英語力に自信がない方で、将来ツアーガイドを希望する方には、日本人相手の旅行社で現地ガイドのインターンシップを体験してもらったり。動物が好きな方にニュージーランドの農場で牧畜のインターンシップなど。 たぶん一般の方が希望する「英語を使ってオフィスで働く」という希望からは、かけ離れたものです。しかしこれらのインターンシップを体験された方々はとても満足していただきました。

留学業界でこの「インターンシップ」が人気になったのは1980代後半からではないかと思います。 私は社会人になるまで海外経験はありませんでしたが、学生時代、日本国内でインターンシップを1年間体験したことがあります。私は90分かけて大学へ通うのが嫌いで、大学に行かずに卒業できる方法はないかといつも考えていました。4回生になって、ゼミ(研究室)を選ぶときに、入学時からの友人が、大学へ通わなくても出席扱いになる方法がある、という情報をくれました。ある教授のゼミに入ると、1年間学外の研究室に通うことで出席扱いになるとのこと。私は兵庫県に住んでいましたが、隣の池田市に通産省(現在の経産省)の大阪工業試験所というところがあり、そのゼミに入り1年間そこの試験所でインターンシップを体験しました。そこでは毎日担当の先生が行う実験のお手伝いをしました。わたしが配属になった実験室は、ちょうど4年間にわたって海外協力研究を行っていました。海外から来日する留学生と一緒に化学実験をしたり、国連の職員がこられたり、いろいろな方々とお会いする機会がありました。私の英語力ではうまくコミュニケーションをとることはできませんでした。その時の経験で、将来英語を使って海外にいく仕事に就きたいと思い、留学生をお世話する仕事に就きました。 今年で社会人30年目。ずーとこの業界にいます。

学生時代のインターンシップは社会人になってから、とても役立っていると思います。とくに自分の興味のある分野の経験は一生役立つと思います。

つづく

初めての海外出張(7) 1986年8月2009年11月18日 02時08分54秒

ニューヨークの訪問を終え、電車でコネチカット州ブリッジポートへむかいました。ブリッジポートの駅に着くとELSブリッジポート校のディレクターが迎えにきてくれていました。すぐにホテルへチェックインしたあと、ディレクターの家に夕食に誘われました。1戸建ての家の2階のベランダでご主人がバーベキューの準備をして迎えてくれました。大きなビーフステーキをいただきましたが、食事の前に出された日本の「柿の種」が印象的でした。どんな会話をしたのかほとんど覚えていませんが、「柿の種」を食べながら日本のことについて話したことを記憶にしています。この話を帰国後、会社の上司(会長)に話をしたところ、ELSの社長を自宅に迎えたとき、同じ様に「柿の種」を食べながら談笑したことがある、とのことでした。 翌日ブリッジポート大学のキャンパス内に併設されているELSブリッジポート校を訪問し、ビデオ撮影を行いました。ここのELSに留学している日本人はまじめそうな方ばかりでした。インタビューをしましたが、大学近隣に遊びに行くところもなく、平日は勉強ばかりしているそうで、週末にマンハッタンやボストンに出かける程度とのことでした。その後大学近隣のショッピングセンターやゴルフ場を見て回りました。撮影が終わると、コネチカットリムジンというシャトルバスでニューヨークの空港(ケネディ空港かラガーディア空港かどちらか定かではありません)へ移動し、サンフランシスコへと向かいました。約5時間のフライトでしたが、東海岸から西海岸へのフライトの為、ずーっと太陽を追いかけるルートとなり、いつまでも太陽が沈まない長いフライトでした。 つづく