学校見学2011年02月11日 14時42分37秒

先週カナダのバレエスクールオーディションツアーの引率から戻ってから、出張中にたまっていた仕事をするため今日(祝)も朝から出勤。昨日撮影したオーディション用ビデオの編集も今日中に仕上げないと、少しあせっています。
先週カナダ出張中は、トロント、ウィニペグ、カルガリー、ビクトリア、バンクーバーと5つの都市を訪問しましたが、ほとんど雪はありませんでした。しかし今日は朝から大雪(?)でとても寒さを感じました。雪の中を車で出勤しながら、アメリカの高校の見学をしたことを思い出しました。通常アメリカの有名ボーディングスクール(寄宿学校)は1月末までに出願し、場合によっては現地を訪問し面接を受ける必要があります。以前は、中学生、高校生を連れてよく学校訪問、面接に行きました。シカゴ近辺の高校やミルウォーキーの陸軍士官学校、ワシントン,D.C.、ペンシルバニア、ニューヨーク、コネチカット、マサチューセッツ、メイン州のカナダ国境に近い地域まで。学校見学は通常1週間から10日の予定で、いくつかの中学、高校を見学します。学校の施設をミルだけでなく、入学担当者との面談、お連れする生徒さんのインタビューなどを行います。学校訪問は1月から3月頃までが多く、ほとんど雪の中を車で移動しなければなりません。有名中学、高校は山の中にあり、道路標識も雪の中、見落としてしまうことがあります。それでも1週間の行程で約2000km位車で走ります。各スクールには事前にアポイントを入れますが、思わぬアクシデント(雪の為学校が休校になったり、担当者の突然の出張)により、スケジュールが変更に成る場合もあります。その為宿泊は、沿線城のホテルやモーテルに半ば行き当たりばったりで泊まることになります。お連れする生徒さんや保護者様は、日本では経験をしたことのない、いろいろな異文化体験をされます。特にニューイングランド地方では、アジア人も未だ少なく、レストランで食事をしているだけでも、「どこから来たのですか」、「何しに来たのですか」と、尋ねられることもしばしばです。最初は戸惑ってしまいますが、どこへいっても同じようなことを聞かれるので、これも異文化交流だと思い、見知らぬ人とすぐに打ち解け、楽しい旅の思い出となります。

最近、日本人の若年層の留学希望者が減り、このような学校訪問の機会も減ってきました。しかし、幸いにも私の所には、海外でバレエ、音楽、美術などの芸術を極めたいという方からの問い合わせが多く、私はここ10年間、ほぼ2ヶ月毎にこのような生徒を連れて海外の学校を訪問しています。
事前に見学し、自分のレベルにあった留学先を見つけることで、「成功する留学」のチャンスが得られます。

写真はワシントンDC郊外にあるマンサスバーグ高校を訪問した際のものです。

バレエ留学説明会(東京)
日時:2011年2月10日(日)14時〜
場所:八重洲富士屋ホテル5階会議室「あづさ」

http://www.admission.co.jp

http://www.ne.jp/asahi/admission/japan/hai_wai_liu_xue_xiang_tan_shi/baree.html

http://www.asahi-net.or.jp/~tl2m-kbys/index.html

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