サマースクールーカナダナショナルバレエスクール ― 2010年08月10日 09時37分39秒

毎年夏休み期間中に様々なサマースクールが実施されています。 私は現在、今年からスタートしたカナダ国立バレエ団付属スクールで実施されているサマースクールの引率に来ています。 カナダナショナルバレエスクールは今年で創立50周年を迎えましたが、事前にオーディションなしで参加できるサマースクールの開催は今回が初めてです。 このサマースクールには、カナダ、アメリカ、スェーデン、ブラジル、中国、韓国から参加しています。日本からは私が連れてきた5名の参加です。 このサマースクールと平行してバレエ教師の為のプログラムも実施され、カナダ、アメリカ、オランダ、エストニア、フィンランドなどの国々から約20名の先生方が参加しています。 私は、日本人学生の引率者として同行してきましたが、どういうわけか通訳として紹介され、毎日、クラシック、コンディショニング、キャラクター等のレッスン、そして栄養学のレクチャーの通訳をすることになりました。正直専門用語はよくわかりませんが、各先生方は、生徒にやさしい英語を使って説明をしてくれますので、私も何とかコミュニケーションの仲立ちをしている状態です。今週金曜日にはベティオリファントシアターで発表会もあり、たくさんの先生方、保護者が見に来られる予定です。
添付の写真は日本からの参加者と、世界各地から参加された先生方です。
私は今週末、このサマースクールが終わった後、カルガリーに移動し、アルバータバレエ団付属スクールのサマースクールの見学に行きます。
カナダナショナルバレエスクールのオーディションは10月からスタートします。 オーディション希望の方の為にオーディションツアーを企画しています。詳しくは、次のホームページをご覧下さい。
「ジャービスストリートの奇跡」 カナダナショナルバレエスクール ― 2010年08月16日 06時48分55秒

金曜日に無事カナダナショナルバレエスクールのサマースクールが終了しました。 最終日の発表会は、メービススタイネス校長の挨拶から始まり、続いてこのサマースクールの責任者であるローズ先生が、今年からスタートしたこのサマースクールの内容と発表会の構成について説明がありました。 今回はカナダナショナルバレエスクールの50年の歴史の中で初めて、事前オーディションなしに参加者を募り、実施されたサマースクールでしたが、通常なら10週間必要なレッスン、バリエーション、リハーサルを9日間で仕上げてしまうという奇跡的な試みに、担当のローズ先生も今回のサマースクールは「ジャービスストリートの奇跡」(カナダナショナルばれスクールはジャービスストリートにあるため)と言われる位、内容のこい、すばらしい仕上がりとなりました。詳しい内容については後日このブログか雑誌で紹介したいと思います。 写真は、昨日ナイアガラの滝に遠足に行った際撮影したものです。 参加者はたった今、トロントからバンクーバー経由で日本に向 け出発しました。
カナダナショナルバレエスクールの来期のオーディション情報が発表されました。オーディションツアーの説明会にぜひご参加下さい。
URL http://www.admission.co.jp
私は、アルバータバレエスクールの見学のため、先ほどカルガリーに到着しました。
つづく
サマースクール スクールオブアルバータバレエ ― 2010年08月19日 23時12分40秒

先週日曜日にトロントからカルガリーに到着しました。 月曜日からアルバータバレエ団付属のスクールオブアルバータバレエのサマースクールを見学しています。今年からこのサマースクールに参加するには事前にビデオオーディションが必要になったため、レベルの高いカナダ人が参加しているようです。 今年は90名以上の学生が参加していますが、日本人は15名です。このサマースクールでは期間中にオーディションが行われ、今週火曜日にオーディションの結果がでました。3週間のサマースクール期間中に各クラスの先生方が審査し、最終の合否は校長先生から言い渡されますが、今回キルゴール校長先生は結果を私から伝えるようにと言われました。今回も複数の合格者がでました。また今回急遽ビデオオーディションをお願いした学生も合格することができました。
過去7年間にスクールオブアルバータバレエには100名以上の方のオーディションを手配させていただき、30名以上の方に長期留学していただきました。そしてこのスクールを終えた方々の中から5名が北米のバレエ団に入団することができました。 スクールオブアルバータバレエのようなプロのダンサーを育てるスクールに合格するには、なるべく年齢が若い内にオーディションを受けられるのがよいと思います。
今週土曜日にはスクールオブアルバータバレエのデモンストレーションがあります。9月に行うバレエ留学説明会でこのデモンストレーションの内容をご案内できると思います。
バレエ留学の説明会については次のホームページをご覧下さい。
バレエ留学説明会とDVDプレゼント ― 2010年08月19日 23時54分13秒

有名バレエスクールの2011年入学対象者のオーディションが10月から始まります。 私は、今回の出張中に入手した新しい情報をもって8月末に帰国します。そして9月に東京、大阪でバレエ留学、オーディションツアーについての説明会を実施します。 参加ご希望の方は事前にご予約下さい。先着30名様に私の留学体験記「世界に一歩ちかづいた」DVDをプレゼントします。
バレエサマースクール スクールオブアルバータバレエ ― 2010年08月21日 23時40分00秒

一昨日、約1年ぶりにカルガリーの市内でジョギングをしました。ホテルから東へチャイナタウンまで走り、そこからボー川を渡り、市内にビル群を見下ろす小高い丘の上を走り、そして市内に戻ってくる7.8kmのコースです。今回は40分で走ることができました。湿度が低い為とても心地よく走れました。
スクールオブアルバータバレエのサマースクールも残り2日となり、次々とオーディション合格者が発表になりました。 今回カナダナショナルバレエやロイヤルウィニペグバレエの元生徒、アメリカやロシア、いろいろな国の学生が受けにきていました。校長先生から不合格の結果を聞き、トイレで大声で泣き出すカナダ人学生も2名いました。 当社を通して参加した学生については、校長先生からコメントを聞くことが出来ました。また不合格者に対しても彼女たちの今後の進路についてのアドバイスやコメントをいただくことができました。私は早速そのコメントを聞き、別のスクールとコンタクトを取り始め、今朝別のバレエ団付属スクールから受入可能との回答をいただき、彼女達に別の進路を提案しようと思います。
昨日キルゴール校長に特別に許可をいただきレッスンの写真撮影の許可をもらいました。
今日の午後からは発表会があります。キューバのゲストティーチャーの振り付けは少し難しいと参加者全員がいってましたが、発表会ではうまく踊っていただけると期待しています。
そして発表会終了後は、参加者の一人が今日誕生日を迎えるので、日本人に人気のある「モキシーズ」で誕生日パーティを行います。
日本からのサマースクール参加者は明日カナダを出発して日本に戻ります。私はカルガリーからウィニペグに移動します。そして来週はロイヤルウィニペグバレエスクールのサマースクールの発表会の見学をします。つづく
サマースクールースクールオブアルバータバレエ ― 2010年08月23日 22時24分44秒

土曜日に行われた発表会で、スクールオブアルバータバレエのサマースクールも終了しました。 昨日カルガリーの空港から今回の参加者5名が引率者と一緒に日本に戻りました。私が空港に着くと、このサマースクールに参加していたカナダ人女子学生と会いました。彼女とは2年ほど前、トロントのカナダナショナルバレエ団のスタジオで行われたロイヤルウィニペグバレエスクールのオーディションの時から顔見知りで、その後アルバータバレエスクールに在籍していましたが、今回のトロントに戻ることになったそうです。 私は日本からの5名の参加者を見送り、ウィニペグ行きの飛行機に乗ると、アルバータの発表会で主役を踊ったカナダ人男子学生が乗ってきました。声をかけると今からウィニペグに戻るとのこと、普段はロイヤルウィニペグバレエスクールに通っているとのことでした。私がお世話した学生の名前をいうと同じクラスにいるとのことでした。
今朝、ホテルのレストランで地元の新聞、Winnipeg Free Pressを見ると2人の日本人の記事がありました。一人はゴルフの宮里藍、世界ナンバーワンの宮里がウィニペグにくるとのこと、もう一人はシアトルマリナーズのイチローがフェンス際で落球した写真が紹介されていました。ウィニペグのような田舎のローカル新聞で日本人が2人も同時に記事になるなど、海外で活躍する日本人も増えたな、とおもいました。実は私も今年の1月にオーディションツアーで、ロイヤルウィニペグバレエスクールに日本人中学生(その当時小学6年生)を連れてきた際、この新聞で大きく写真とともに紹介していただきました。
http://www.winnipegfreepress.com/local/keeping-them-on-their-toes-83229592.html
今からロイヤルウィニペグバレエスクールの見学に行きます。
ロイヤルウィニペグバレエスクールの2011年入学希望者を対象としたオーディションが10月からスタートします。 オーディションツアーの説明会を9月に東京、大阪で実施します。詳しくは次のホームページをご覧下さい。
URL http://www.admission.co.jp/
つづく
サマースクール ロイヤルウィニペグバレエスクール ― 2010年08月24日 14時49分32秒

今回の出張も残り3日となりました。
今朝ロイヤルウィニペグバレエスクールに到着しエレベータをまっていると、私の後ろにバレエ団で活躍している、やよいさんに会いました。受付で新しいスタッフに挨拶をし、すぐに9時からの今回のサマースクールの一番上のレベルのレッスンを見学させていただきました。先生は、最近までバレエ団で踊られていた元ダンサーで、バレエ団のディレクターの奥さんだとのことでした。 レッスンが始まり5分程たつと、突然入り口のドアが開き、スクールのディレクター、アーレーンミンクホーストさん(ユースアメリカグランプリ、ローザンヌの審査員)が入ってこられ、私は彼女が今週スクールに来ないと聞いていたので驚きました。前回4月に訪問した際にお会いして約4ヶ月ぶりの再会でした。レッスンが始まっていたので会話はできませんでしたので、私がノートに「今回見てほしいオーディションビデオがあります」、と書くと「その学生は何年生?」、そして私が「11年生」と答えると、「今日はすぐに帰るので明日そのビデオを持ってきて下さい」と、2人で筆談をしました。そしてしばらくレッスンを見てから帰られました。 4月の訪問の際も、すでにオーディションは終わっていましたが、「見ていただきたい生徒がいます」、と連絡すると「オーディションしましょう」と連絡をいただき4名の生徒を連れてきました。幸いにも1名がその時に合格しました。 これまでに何人かの学生の手続きをさせていただき、現在も2名の方が在籍しています。このスクールを卒業しカナダで教師になられたり、日本でバレエ団に入られた方もおられます。すばらしい学生を紹介することができたので、このように無理なお願いを聞いていただけるのではと思います。 機会があれば、ぜひ彼女を日本に招いてワークショップやオーディションを実施していただきたいと思います。
URL http://www.admission.co.jp/RoyalWinnipeg.html
写真は今朝撮影したロイヤルウィニペグバレエスクール校舎です。
つづく
サマースクール ロイヤルウィニペグバレエスクール ― 2010年08月24日 23時32分53秒

今回の出張も残り2日となりました。 今朝6時に起床し、ホテルを出てウィニペグ市内のジョギングに出かけました。昨日まではとても暑かったのに、今朝は長袖が必要な位寒く、最初30分走っても汗もでませんでした。ホテルを出て、ポーテージアベニューにそって東へウォーターフロントまで行き、フォークスへつくと、朝のテレビ番組の中継の為に、カメラマンとレポーターが来てました。チルドレンミュージアムを過ぎ、川を渡り、そして川沿いに南下し、1号線にそって北上、ウィニペグ駅の前から西へ、そしてマニトバ州議事堂へ行き、その後、85号線との交差点で市内へ戻り、ロイヤルウィニペグバレエスクールの前を通りホテルへ戻りました。ウィニペグ市内は交差点が多く、信号待ちで時間を費やした為か、今日は約11.5kmを走るのに1時間11分かかりました。 今日はこれまで高校生がお世話になったユニバーシティオブウィニペグ付属高校を訪問し校長先生に挨拶に行きます。
URL http://www.uwinnipeg.ca/index/collegiate-index
そして午後からロイヤルウィニペグバレエスクールのディレクターにオーディションのことで面談する予定です。 URL http://www.rwbschool.com/pro/About/Faculty/ArleneMinkhorst.aspx
つづく
老人とマグナカルタ イギリス大憲章 ― 2010年08月26日 13時10分27秒

昨日、午前中にウィニペグ市内にあるハートランドという語学学校を訪問し校長先生に会ってきました。彼は13年前まで日本の愛媛県の教育委員会で英語を教えていたそうで、今も日本が話せるとのことでした。昨年この学校に高校生を送りお世話をしてもらいました。最近新しい場所に移動したので訪問しましたが、この学校の同じ建物の3階にはRed River Collegeという大学の教室もあり、カナダ人学生との交流が簡単にできるとのことでした。また向かえにも大学の施設があり、私はこの大学のカフェで昼食をとりました。 その後、ロイヤルウィニペグバレエスクールの提携校である高校を訪問し、校長に挨拶をしてきました。バレエスクールに戻る途中で、マニトバ州の州議事堂を訪れたところ、偶然にも1215年に作られた、イギリスの大憲章マグナ・カルタの認証原本が展示されていました。最初何が展示されているかわからなかったのですぐに帰ろうとすると2人の老紳士が私に声をかけてきて説明をしてくれました。一人は、作家のようでアマゾンで販売しているので一度見てほしいとのことでした。もう一人は、カナダの博物館の展示などの会社に勤めておられるそうです。私がロイヤルウィニペグバレエスクールに日本人学生を連れてきました、と告げると、その老紳士も以前ウィニペグバレエで仕事をしていたことがあるとのことでした。
今日インターネットで調べると1日4時間だけ見学ができるとのことで、丁度その時間帯に訪問できて幸運でした。
http://www.cbc.ca/canada/manitoba/story/2010/07/02/mb-magna-carta-manitoba.html
留学エージェントの仕事をしていていろいろな場所の見学をすることができました。南アフリカ、ケープタウンの恐竜博物館、台湾の故宮博物館、NASAのジェット推進研究所内部やフロリダのスペースシャトルの打ち上げ、サクラメントの空軍基地、アリゾナの砂漠の中の航空大学、ミルウォーキーの陸軍士官学校。現在ロイヤルウィニペグバレエスクールを見学していますが、最初に訪問したのは12月で、気温はマイナス40度でした。季節の良いときに出張したいですが、現実はそういうわけにはいかないようです。
つづく
サマースクール ロイヤルウィニペグバレエスクール ― 2010年08月26日 22時54分38秒

昨日ロイヤルウィニペグバレエスクールのサマースクールが終了しました。事務局に挨拶に行ったところ、休暇中のミンクホーストディレクターと再度会うことができました。普段のドレス姿ではなく、レザージャケットとヘルメット姿、休暇中なのでオートバイで来た、とのことでした。今回のお礼を告げたあと、次はトロントのオーディション会場で会いましょう、と約束をしてスクールを出ました。
オーディションに関しては http://www.rwbschool.com/pro/Auditions/Overview.aspx
またオーディションツアーは http://www.admission.co.jp/balletAd.html
夕方、日本からの参加者3名と、こちらでお世話いただいたコーディネーター、それにロイヤルウィニペグバレエ団で活躍する日本人ダンサー2名を招き食事をすることになりました。 今回カナダで行われている女子プロゴルフトーナメントのホストホテルである、デルタウィニペグホテルの1階にあるエレファントキャッスルで楽しく食事をしました。参加者は、3週間の緊張もほぐれ、食事の後は特大のデザートを楽しんでいました。
写真はEクラスのメンバーです。カナダ人や他の国からの参加者は帰国便の関係で午前中のレッスンが終わるとすぐにスクールを去って行き、日本人参加者、メキシコ、フィリピンの学生が最後まで残りました。
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