キーロフバレエアカデミー日本オーディション 続き2010年12月19日 11時01分46秒

昨日(12月18日)新宿で行われたキーロフバレエアカデミーのオーディションの見学をしてきました。当初は担当のMr.Martin Fredman氏に挨拶だけして帰る予定でしたが、せっかくだからオーディションを見学するようにと勧められ、すべてのオーディションを見せてもらいました。
オーディション参加者は13名でしたが、素晴らしいピアニストの伴奏による本格的なオーディションでした。
私は、これまでに多くのスクールでオーディションを見る機会がありましたが、日本でオーディションを見学するのは今回が2回目でした。最初はアルバータバレエスクールのきるゴール校長先生を大阪に招いたさいに、見学させていただきました。今回のオーディションでこれまでのオーディションと違ったのは、マーチンさんが、日本語でオーディションを行うことでした。初めてオーディションを受けた中学生、高校生にはわかりやすオーディションだったと思います。
私は、来月カナダ、トロントで行われるカナダナショナルバレエスクールのオーディションに日本から4名連れて行きますが、カナダナショナルのオーディションは、見学しているだけでもとても緊張感があります。
広いオーディション会場にある大きな鏡には暗幕がかけられ、自分の姿を鏡に写して確認することができません。正面には10名の先生方が座り審査をします。オーディションはすべて英語で行われ、デモンストレーションをする先生の指示をすぐに理解し、ピアノの伴奏が始まると、すぐに踊り出す。自分の右左の生徒をみると、自分と違う踊りをしていることも。間違っていても、自信をもっておどることが必要です。
オーディションが終わると、責任者のデボラボウズ先生(日本にはデボラヘス先生がユースグランプリなどの審査員としてこられています)から参加者に挨拶とコメントがあり、そして合格者の番号が呼ばれます。呼ばれた方はすぐに審査員席の前に置かれた椅子に座り、インタビューがはじまります。私は、これまでに3回ほどこのインタビューで生徒の通訳のお手伝いをしたことがあります。
将来プロのバレリーナを目指す方は、一度はこのような本格的なオーディションにチャレンジされることをおすすします。なぜなら、バレエ団のオーディションはもっと厳しく、バーレッスンが始まって、というよりバーについただけで、お帰り下さい、といわれることも多々あるそうです。

今日も兵庫県西宮市にある神戸女学院でキーロフバレエのオーディションがあります。

私は、東京(八重洲富士屋ホテル)で午後からバレエ留学の説明会を行います。

バレエ留学を検討中の方、オーディションにチャレンジしたい方、ぜひご参加ください。

URL http://www.admission.co.jp